考え方・生き方

【諦める力】諦める勇気を持つべき。諦めることは悪いことではない

どうもこんにちは。 サル君です。 (@sarukun_blog)

今回は、元オリンピック選手で世界選手権のメダリストでもある、為末大さんの『諦める力』をまとめていきたいと思います。

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控えめに言って最高の一冊でした。

本書から得た学びや気づき、感じたことなどを、少し引用して書いていきます。

ぜひ、この記事を持って興味を1mmでも持ってくれた人がいたら、人生で1度は読んでみてほしいです。

読み終わる頃には、心がふっと軽くなって、いろいろな行動に踏み出せるようになってると思います。

『諦める力』はこんな人にオススメ

  1. そもそも諦めるということに良いイメージがない人
  2. 今後のキャリアや生き方に迷っている人
  3. 何かに対してひたむきに努力しているけど成果が出ない人
  4. 周りの評価を気にしすぎる人
  5. 自分にはなんの才能も無いと思っている人

これらの項目に1つでも重なる部分や感じるものがあるのであれば、一読して絶対に損はないでしょう。

世界選手権のメダリストが「諦めるということの本当の意味と重要性」について書いた本です。

もうこれだけで興味深くないですか?

『諦める力』はどんな本?作者の為末大さんは?

為末さんはみなさん知っていると思いますが、一応改めて説明しておくと、

2001年のエドモントン世界選手権および2005年のヘルシンキ世界選手権では400mハードル走で銅メダルを獲得しています。

その後もオリンピックに3度も出場しています。

 

こんな努力の天才で諦めることなんて知らなそうなアスリート選手ですが、為末さんは、何度も諦めることをしてきています。

 

諦める勇気、諦める力があったからこそ、400mハードル走という競技で、日本人ながらメダリストになることができたと本書では語っています。

 

そんな為末さんが、自身の体験をもとに、「諦める」という言葉の本質的な意味について考えを述べてくれている本です。

日本人はどうしても「諦める」「途中でやめる」ということに抵抗感を覚え、逆に結果が出なくても「継続する」ということを賛美しがちです。

そういった価値観をガラッと変えてくれるような人生の指南書になりうる一冊です。

『諦める力』で印象に残ったところ3点をまとめて解説します。

まずは印象に残ったところ、人生で大切にしたい考え方だなと思った部分を3つだけ紹介しつつ、僕なりの思いも書きます。

3つに絞るのは本当に大変でした。

なので、興味ある人は実際に買って読んでみることをオススメします。

①人生は可能性を減らしていく過程でもある

人生は可能性を減らしていく過程でもある。

年齢を重ねるごとに、なれるものやできることが絞り込まれていく。

可能性がなくなっていくと聞くと抵抗感を示す人もいるけれど、何かに秀でるには能力の絞り込みが必須で、どんな可能性もあるという状態は、何にも特化できていない状態でもあるのだ。

できないことの数が増えるだけ、できることがより深くなる。

諦める力』より引用

 

僕は今23歳ですが、確かに小学生や中学生の頃に比べると、なれるものやできることが絞り込まれてきました。

当時は本気でサッカー選手を夢見ることができていましたが、今からなろうと思って努力をしても絶対に無理です。

 

しかし、この本書にも書いてある通り中学生の頃の僕は「可能性」は持っていましたが、「何にも特化できていない状態」でもありました。

今は逆に、昔と比較するとできることの深みは増しています。

 

「可能性が減る」というと、どうしてもネガティブなイメージやマイナスな印象が日本人にはありますが、本書ではそうではないと書かれており、

僕自身もそう考えると、かなり心が楽になりました。

目的を諦めるのはNG

本書では、目的を諦めるのは、いわゆるネガティブな「諦める」とされています。

為末選手は、勝ちたい!という猛烈な目的のために、手段を変えました。

 

その方法は100m走ではメダリストになれないと思い、400mハードル走の選手へと転向した点です。

「勝つ」という目的のために、あくまで「手段」を変えました。

自分の置かれている状況や適性を冷静に判断して、勝利を勝ち取ったのです。

 

この決断をしたのは当時18歳の頃だったらしいですが、半端な覚悟ではできなかった決断だったそうです。

しかし、叶いそうにない目標や夢があるのであれば、「ここまでやてきたから継続しよう」と考えるのではなく

俯瞰的にみて、他の方法でその目的や夢を達成する方法はないか?

ということを考えてみると、新しい道が広がりそうです。

②未来を見るか、過去を見るか

「もう少しで思考するから、諦めずに頑張ろう」

「せっかくここまでやったんだから、諦めずに頑張ろう」

前者は、この先成功しそうだという「未来」を見ている。

後者は、今までこれだけやってきたという「過去」を見ている。

諦める力』より引用

今、あなたが何かを継続していたり、何か夢を追い続けているとしたらどっちでしょうか?

「夢のために死ぬ気で努力を継続している」

と聞くと、非常に響きが良いですよね。

 

日本人的には継続こそが一番良いされるような文化がありますからね。

でも、それは先ほどの2つの文章のどちらを理由に継続しているものでしょうか?

それが本当に好きなことで、お金とかメリットとかそういう損得勘定なしでやりたい!と思えることであれば、やるのが正解だと思います。

 

でも「せっかくここまでやったんだから、諦めずに頑張ろう」と、過去を見て判断しているのであれば

すぐに切り替える勇気、すなわち「諦める力」が必要です。

ある程度目標に向かって本気で努力をしていれば、今のやり方でその夢が叶えられるのかが本当は自分自身がよくわかっているはずです。

 

その場合には、一番最初に紹介した通り、他の「手段」を考えてみても良いんじゃないかということです。

僕には思い当たるような夢や目標があったので、改めて考え直してみようと思いました。

③人生にはトレードオフが必要

スポーツでのランキングを上げようと粘ることが、別の人生の可能性のランキングを下げてしまうこともある。

このジレンマを解決するには、自分の中における優先順位を決めるしかない。自分にとって一番大切なランキングは何かを決めるのだ。

諦める力』より引用

本書では、アイドルになりたいという夢と、レスリングでメダリストになりたいという2つの夢を持った女性が例として出されます。

レスリングでメダリストになるには過酷なトレーニングの末、屈強な体が必要になります。

でも、一般的にアイドルは華奢な体が求められますから、レスリングでのランキングを上げようとすると、必然的にアイドルとしてのランキングは下がってしまいます。

 

こういった選択を迫られるタイミングが人生には何度もあります。

そういったときにも、自分の軸となる部分をしっかりと考えていれば、迷わずに済みます。

迷ったとしても、後悔のない取捨選択をすることができるんです。

僕は何度の自分の軸を見つけるために色々な本を読み、行動してきました。

 

そういった自己分析に関しては、『メモの魔力』という本が最強でした。

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自分のやりたいことや目標や夢が見つからないという人はぜひ1度読んでみてください。

道に迷っている方から、ビジネスで成功したい人まで『諦める力』はオススメ

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最後は少し話が逸れましたが、

  • 道に迷っている方
  • ビジネスで成功したい方
  • 何かを諦めきれずにいる方

などなどには本当にオススメの本です。

人生の中で自分の軸を明確に定めて「諦める力」を用いて取捨選択することは必要不可欠です。

 

そのタイミングが遅れてしまうと、どちらの夢も諦めざるを得ない可能性すら出てきます。

そういった、可能性を減らさないために、自ら可能性を減らす勇気の必要性が解かれている本です。

この諦め知らずのような世界選手権メダリストが書いた『諦める力』。

ぜひ興味がある人は一読して決して損はない一冊だと思います。

それではっ!